鎌倉の海を守る会は市民レベルで活動中
どなたでも出席いただけます
「鎌倉の海を守る会」(以下、当会)は、腰越漁港海岸整備事業問題をきっかけに立ち上がった海を愛する地元市民により、1997年1月31日に発足しました。
当会の活動は、海岸の自然を維持・保全・回復し、それを次世代に継承してゆくことを目的としています。具体的には自然環境問題の研究、鎌倉の海岸環境および景観の保全運動、その目的を達成するために必要な活動を行っています。
広い世代の多くの人々に海岸問題への関心を持ってもらえるように、発足当初から鎌倉市の海岸全域を対象に行っていたビーチクリーンキャンペーンは全国的に認知されて、鎌倉市行政を巻き込んで広まり、海水浴場でのポイ捨てや置き去りゴミが少なくなっただけでなく、多くの人が自主的に海岸清掃活動を行うようになりました。
このように当会の活動を通じて地域社会へ良い影響を与えて、自然環境を大切にする心を次世代へ引き継いでゆきたいと考えています。
今、鎌倉市の海岸侵食は大変深刻な問題です。
神奈川県では「美しいなぎさの継承をめざして」という理念に基づき、養浜による「相模湾沿岸海岸侵食対策計画」を進めています。
鎌倉市の海岸侵食問題については当会が独自調査を行い、その記録を積み重ねて検証し、神奈川県や鎌倉市に対して必要な提言を行っています。
当会は非営利団体であり、賛同する皆さま方のボランティア参加と寄付金に支えられて運営しております。
どうぞ皆さまのご意見を当会事務局までどしどしお寄せください。
多方面から頂きました貴重なご意見が、今後の当会活動の指針となってゆきます。